かかりつけ歯科医院機能強化型歯科診療所(か強診)とは?

「かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所(か強診)」は、虫歯・歯周病の重症化の予防を目的として、平成28年4月より始まった制度です。「歯を削り、詰める治療」が中心の、これまでの歯科医療のあり方を改めて、「虫歯を防ぐ・歯周病にならない・歯周病を進行させないための、継続したメンテナンス」のできる歯科医院として、厚生労働省から認定されます。

「か強診」の厳しい認定条件を満たす歯科医院は、全国で1割ほど。

継続した、というところが大切です。虫歯の治療が終了し痛みがなくなると、とたんに患者さんは歯の健康のことを忘れてしまいます。多くの方はメンテナンスを怠ってしまい、次に来院されるのは、再び目に見える問題や自覚症状が起きたとき。その段階になってしまうと、歯を削ったり、抜いたりと、負担の大きい治療になってしまいかねません。また、成人の8割は歯周病と言われています。歯周病は自覚症状になかなか現れず、症状として出てきた頃には、深刻な状況になっていることが多い、大変怖い病気です。そうならないためにたかの歯科医院では、予防歯科に力を入れています。その証として、「か強診」の認定を受けました。「か強診」に認定された歯科医院では、毎月、保険適用で、歯科衛生士によるメンテナンスを受けることができます。虫歯を防ぎ、歯周病を進行させないよう、「か強診」をぜひご活用ください。
※症例により、受けられない場合もあります。詳しくはお問い合わせください。

予防歯科PMTCを保険で毎月受けることができるメリット

メンテナンスの主な方法として、PMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)があります。これは、「プロによる歯のお掃除」です。歯科医や歯科衛生士といった専門家が、専用の機械を使って歯を徹底的にお掃除します。1~3カ月に1回のPMTCで、虫歯や歯周病の原因となる菌がつきづらくなり、予防としては大きな効果を期待できます。特に歯周病は、全身疾患(心疾患、脳梗塞、糖尿病など)の原因になる、ということが近年の研究で分かってきています。メンテナンスを定期的に受診することは、全身の健康管理の観点からも、非常に重要です。「か強診」認定の当医院では、毎月のPMTCでも保険適用になります。ぜひ積極的に活用されてください。

フッ素塗布も保険で毎月受けられる

フッ素塗布を同時に行いましょう。こちらも毎月、保険適用です。この組み合わせにより、虫歯に非常に強い歯を作ることができるようになります。保険適用で毎月、厚生労働省認定の「か強診」ならではの連携施術ができるのです。